中川士龍第11代宗家の無外流を弘流するため『士龍』の名をいただき、第13代継承者【岡本義春】により結成された『無外流・士流会』

平成24年度の合宿研修が、平成25年2月9日~10日に伊東市の「無限館」にて

開催され、総勢18名の会員が参加し、充実した2日間の日程を体験しました。

これからの稽古に少しでも実践したいと熱心に受講し、意気込んでいました。

・初日の午後は無限館館長の範士八段、山﨑正博先生のご指導を受け

全剣連居合の研修を行いました。オリジナルの準備運動用の「師匠」

と呼ばれる打ち込みタイヤ、先生の理論等、例年、工夫を凝らした内容を

基に貴重なご講義を頂き、実践での指導を受け、「目から鱗」の時間を

体験しました。記憶に残った内容・・・・・

*段位の重要性・・・段位毎に「修」という文字が変化してゆく事

*日本語の語源を考える事・・・・必ず根拠がある。

*前年もおっしゃっていたが、行間を読む事

*体を柔らかくしておく事!・・・特に肩甲骨

・2日目の午前中は、無外流の指導を伊藤会長より受け、続けて

居合の形(5本)の指導を望月副会長より受けました。無外流(古流)を

学ぶ上での心構え、基本の重要性を説かれ、心にずっしりと響きました。

印象に残った言葉を羅列します。

*無外流には33の形がある・・・・これから何万通りの方法(対応)が生まれる。

これを稽古し修業してゆく事

*足幅・・・自然な歩みの幅

*自然な動き・・・・技がついてくる。体を柔らかくする・・・滑らかな動きに繋がる。

*後の先は自分で作る・・・・相手に正対させない。

*稽古時の注意・・・左右交互に行う、全剣連・古流の稽古は前半・後半で分ける

・5時30分からスタートした朝稽古も全員が参加し、寒さの中汗を流し、

快い笑顔が充満していました。恒例といえば矢張り夕食の「金目鯛」と昼食の

「カレーライス」、朝食の「お粥」でした。手作りの味に舌鼓。この料理が食せる為に

又一年頑張ろーーーー!と思った2日間でした。

********** 文責:O ***************

<初日の挨拶:全員元気にスタート>

<山﨑先生と参加者記念撮影>

<山﨑先生による講義>

<師匠と命名された練習用機器>

<講義風景>

<全剣連居合:実技研修>

山﨑先生による実技指導>

<2日目:無外流研修>

<伊藤会長による指導>

<望月副会長による居合の形研修>


<夕食の金目鯛>

<夕食:親睦会風景>

<会員同士の親睦は深夜に及ぶ>

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